黒髪山編

有田焼で知られる佐賀県有田町の近くにある標高516mの黒髪山は、新日本百名山及び九州百名山の一つにも選ばれている。特徴的な巨石や奇石が多く存在し、特有な植物も生息するこの山は、ユニークな魅力がたくさんあるらしい。

今回のルートは、竜門ダムの登山口から。かじか橋を渡ると、深い樹林帯へと入っていきます。

この日は天気が良かったので、木々の間から差し込む木漏れ日が心地よかったです。

しばらく進むと分岐が現れました。蛇焼山方面から黒髪山へ。

岩の下をくぐることができる鬼の岩屋。中が広くてびっくり!

黒髪山には固有種の植物が自生しています。その一つが天然記念物に指定されているカネコシダ。
繊細な形をしていて、とても綺麗でした。

山頂下には黒髪神社の上宮があります。大きな岩の洞穴と融合した神聖な佇まい。もちろん手を合わせます。

山頂までは鎖場の連続!それもそのはず、黒髪山の山頂は天童岩という岩なのです。
緊張感もありましたが、とても楽しかったです。

山頂に到着!低山とは思えない大パノラマが待っていました。

黒髪山は、1,000mにも満たないけど、変化に富む登りごたえある山です。
頂上まで時間がそこまでかからないので、短時間で山をたっぷり味わいたいときにはぴったりだと思いました。

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