秋吉台編

山口県美祢市にある秋吉台は、日本最大のカルスト台地です。
3億年前は海だったと言われ、広大な草原地にはあちこちに石灰岩を見ることができます。

秋吉台の地下には、秋芳洞という日本最大級の鍾乳洞が広がってます。
入り口には、鍾乳洞から滲み出た水が沢となっています。

まるで映画の世界に迷い込んだような景色が!迫力ある岩の数々に終始圧倒されました。

秋芳洞を巡ったあとは、いよいよ秋吉台へ。
登山口のある秋吉台家族旅行村には、もみじがカラフルに燃えていました。

登山道は樹林帯から始まります。木漏れ日が気持ちよい、綺麗な林道です。

樹林帯を抜けると視界が開け、草原がどこまでも広がっていました。
遠くまで見渡すことができ、これまでの山とは雰囲気が違います。

西の西山から山並みを望みます。
白いのは石灰岩。所々に見られるくぼみは、ドリーネですね。

お鉢山に着く頃には、西日が差してきました。ススキもキラキラ光ります。

秋吉台の最高峰、龍護峰に到着です。山頂が開けていて、心地いい場所でした。
ここで夕日を待つことにします。

山道に険しさや苦労はなかったけど、心震える景色に巡り会えて、とても印象に残る山旅になりました。

「山旅日記」放映スケジュール

ほかの日記