開聞岳編
鹿児島県薩摩半島、九州本土のほぼ南端に位置する開聞岳は、薩摩富士とも呼ばれている。その山容の美しさから、1,000m以下にも関わらず、例外的に日本百名山に選ばれている秀峰だ。
開聞岳にはルートが一種類しかありません。
山のまわりをくるくると、とぐろを巻くように登っていきます。
7合目に到着するまで、塹壕のような登山道が続きます。
鬱蒼と生い茂る木々に囲まれて、冒険をしている気分。
九州本土の最南端ということもあって、植物も少し変わったものが多い気がしました。
7合目。木々の隙間から海がちらほら。そろそろ絶景と出会えそう。
ここからは岩場が増えてきます。ゆっくりと慎重に進んでいきます。
山頂の手前。絶景が待ってました!
薩摩半島が一望できます。クワガタの形をした鹿児島県の西側です。
ここからは見えませんが、東側の大隅半島も見ることができました。
日本地図そのままの形をしていることにちょっと感動。当たり前のことなのに、驚きです。
そして、山頂に到着!海に面している独立峰なだけあって、すごい風です。
山頂では360°のパノラマが楽しめます。
7合目まではずっと狭い登山道を進むストイックな登山。
7合目以降は岩場が連続。その中でも、木々の隙間から見える絶景に元気をもらえました。
そして、日本地図そのままの海岸線の景色が印象的な山旅になりました。